内山ふみの日々  ヴァイオリンと一緒に

ヴァイオリニスト、二児の母の日々。

素敵な言葉

おはようございます。
珍しく朝から更新☆彡

ここ1、2ヶ月、私を強く支えてくれている言葉があるのでご紹介したいと思います。
1月中旬にスペシャルドラマとして放送された「筆談ホステス」の斉藤里恵さんのお言葉に勇気付けられています。
ブザービートでヴァイオリン指導をさせていただいた北川景子さんが里恵さん役を演じられるということでとても楽しみにしていたドラマでした。聴覚を失った里恵さんが様々な苦しみを乗り越え、ホステスの世界に入り、筆談でお客様とコミュニケーションをとるのですが、その研ぎ澄まされた感性から生まれる数々の言葉は、深く心に響きます。
文字を見つめ「漢字」の作りに着目することによって彼女の言葉は作られています。
苦しい時に、私も里恵さんの言葉にとても助けられています。その中の二つを書かせていただこうと思います。

辛いという字に、上に線を加えて作られたことば。
…「辛いのは幸せになる途中です」


横に、人偏を加えて作られたことば。
…「隣に人がいるだけで、憂いは優しさに変わります」

里恵さんは聴覚を失っていても、心の声を聴くことのできる人なんだなと思います。

漢字一文字を眺め、字体の作りに意味を感じることはありましたが、文字同士にこんなに深い繋がりがあるとは思いませんでした。


そして、北川さんの豊かな表情と迫真の演技は忘れられません。
あんなに魅力的な女優さんに、大好きなヴァイオリンを指導することができたなんて、本当に幸せです。

そして、素敵な言葉に出会えて良かった。


今日も二回公演です。
頑張らなくては!!!