内山ふみの日々  ヴァイオリンと一緒に

ヴァイオリニスト、二児の母の日々。

感動★

前にブログにも書かせていただいたのですが、
管楽器の方に教えて頂いた、トランペット版のロンカプ、聴いてみました!

本当に驚愕の演奏です…




セルゲイ・ナカリャコフさん
「NO LIMIT」



その呼吸法は「循環呼吸」といって、
「口にためた空気をはきながら、鼻で吸う」という超人的な呼吸法らしい。。。

そしてそのテクニックと、更に音楽性に驚きすぎて、…
中央線特快乗って、目的地通過してるの全然気付きませんでした。
戻るの大変(>_<)


言葉にならないくらい凄くて、もう意味が分からないという感じです。

ナカリャコフさんは
スピッカートとか一弓スタッカートのところは、
弓を飛ばすイメージで吹いていらっしゃるのかもしれませんが、
あまりにもヴァイオリンで弾いているかのような表現、
そしてあまりにも柔らかくしなやかなので
本来このように弾くために弓を飛ばす必要があるのであって
「ヴァイオリンという楽器で弓を飛ばすこと」
が目的ではないのだと思わせられます。
「美しい音の弾み」は楽器とか奏法とか、
そんなことを越えた次元から生まれてきているようです。

そして、
カップリングには、
チャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」も入っています。
この曲ではフリューゲルホルンという楽器を駆使されています。
低音域の深くて柔らかい音色は必聴です
皆さん、ぜひ聴いてみてください☆☆


こんな演奏聴けるなんて、人生豊かです