内山ふみの日々  ヴァイオリンと一緒に

ヴァイオリニスト、二児の母の日々。

楽しかった本番♪

こんばんは。

夏はゆったりブログでも書こうと思っていたのに

もう九月になってしまいました。

こんなに本番も無く家で過ごすのは
お仕事をはじめて以来実に10年振りくらいなので
何だか毎日不思議な感覚です。

いよいよ産まれてきてくれるんだというワクワクドキドキな気持ちなのですが
毎日自分の身体の変化に自分自身がついていけず
とにかく身体が重くて思うように動けません。
産休に入ったら、時間があるしいっぱい練習できたらハッピー☆
なんて思っていたらとんでもなく甘かったです。

恐るべし臨月。。。


さて、産まれる前にさかのぼっておきたい楽しかった本番を
振り返ります!


もう5月のことですが、パリ・オペラ座バレエ団の「天井桟敷の人々」という
素晴らしい舞台のオーケストラで演奏させていただきました。
オケ以外はスタッフも含めほとんどがパリから来日されていたようで
舞台上だけでなく、舞台裏や楽屋もここはパリではないかと錯覚するほど
会場全体がパリの香りに染められていました。
舞台上でもバイオリン弾きが登場するのですが
現地から来日されていて、この音色が何とも艶と潤いに満ちていて
演奏もユーモアたっぷりで、日本を忘れる瞬間でありました。
お腹もルンルンうごいていました。

6月はというと、ロシアの指揮者アレクサンドル・ラザレフさんの
ラフマニノフの世界を堪能、圧巻、勉強、必死・・・な毎日でした。
ラザレフさんのリハーサルは本当に密で厳しいですが
その底知れぬエネルギーに触れる濃厚な時間は
演奏家にとって、とても幸せな時間でした。
他にも大好きなブルックナーの作品や
中学時代に合唱祭でオケ番をしたことのある
思い出のつまった組曲水のいのち」も演奏しました。
6月は妊婦であることを忘れてしまいそうなくらい
沢山の本番をさせていただきました!

他にもレコーディングをしたり、楽しかったー☆

続く。。。